伊万里焼の中でも古いもの
日本を代表する焼き物の中の一つに、伊万里焼があります。
「有田焼」と呼ばれることもあるように、佐賀県有田町を中心に作られています。
この伊万里焼の中でも古伊万里焼とは古い焼き物を指し、具体的には江戸時代に制作された焼き物が対象となります。
有田町は日本初の陶器を焼いた町として知られており、実に400年の歴史を誇ります。
なぜ伊万里焼と呼ばれるかというと、江戸時代に焼き物を海外に輸出するにあたって、佐賀県伊万里市の港を使っていたからといわれています。
白磁に藍色をメインとして、いろいろな色彩で染付しているのが特徴です。
昔から現在にかけ、いろいろなスタイルの伊万里焼が出回っています。
その中でも古伊万里焼は美術的価値だけでなく、歴史的価値もあります。
よって売りに出せば、高値で売却できる可能性があるわけです。
価値のある古伊万里焼とは？
古伊万里焼は伊万里焼の中でも価値が高いといわれていますが、その中でもとくに価値のあるものは、初期伊万里といわれるものです。
初期伊万里とは1610〜30年代の江戸初期に作られたもので、古いので現存数がほかの伊万里焼と比較して少ないです。
希少価値があるので、高値で売買されるわけです。
柿右衛門様式の伊万里焼も人気で、これは1660〜90年代に制作された古伊万里焼です。
柿右衛門は素地に直接絵付けを行っているのが大きな特徴で、赤や緑、黄色、青などの色とりどりの色彩で花鳥図が描かれています。
ヨーロッパでも高く評価されている世界的な作品なので、高値で取引されています。
古伊万里焼を高く売る方法
古伊万里焼を高く売りたければ、お皿本体を大事にすることはもとより、共箱をしっかり保管することも重要です。
共箱の中には箱書きといって、作者のサインや元々の持ち主に関する情報がかかれているものも少なくありません。
このような箱が残っていれば、古伊万里焼の来歴が証明できるので高額買取が可能なわけです。
また、高台内に落款や陶印があると価値が高くなる可能性があります。
これらのしるしによって、どこの窯で作られたのかわかります。
もし有名な窯で制作されたものであれば、高値で売却できる可能性も高まるのです。
高額買取の期待できるおすすめ業者を紹介
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