鑑定書を必ずつけて査定を受ける
ジュエリーの売却に関しては、法律の整備がまだきちんと整備されていない状況です。
長年いろんな商品を扱ってきた鑑定士であっても、ジュエリーの扱いは難しいものです。
そのため、売却をしたい商品が確かな品質を持っているかどうか、鑑定書で証明する必要があります。
ジュエリーを購入する際には、ショップが商品の品質を証明するための鑑定書を手渡してくれます。
この鑑定書はできるだけ高く売るために、大切に長期間保管することが大切です。
鑑定書は宝石の鑑定機関が発行したもので、宝石の種類などを見極める際には重要なアイテムと言えます。
正式な機関から確かな価値があると証明するためのものなので、必ず売りたい商品と一緒にショップに持っていく必要があります。
宝石を多く扱っている専門店が安心
買い取り業者は全国各地にありますが、宝石だけではなくバッグや切手などあらゆる品物を扱っているショップもあります。
所有しているジュエリーを売却する場合には、これまでに数多くの商品を扱ってきた実績を多数持っている店舗を選択することが大切です。
売買実績が多いショップは知識やノウハウを豊富に持っているので、査定に関する基準もしっかりと定めています。
ジュエリーを専門に扱っているショップの中には、グラジュエイトジェモロジストなど宝石に関する専門的な教育プログラムを習得した鑑定士がいるところもあります。
確かな目を持って鑑定士がいれば、売却したいジュエリーの品質をきちんと見極めてくれます。
できるだけ多くの業者に査定をしてもらう
誰でもできるだけ高い金額で商品を引き取ってもらいたい、このような気持ちを抱きながらショップに行くことでしょう。
高く買い取ってもらうためには、必ず複数のショップで査定をしてもらうことが必要です。
ジュエリーの買い取りを行う専門業者は、それぞれ独自の査定基準を定めています。
そのため査定をしてもらうと、それぞれショップによって案内する金額が異なります。
ショップに行くのは面倒なので有名店だったら安心だと思う方もいますが、有名店だからと言って必ず他の店舗より高額で引き取ってくれるということはありません。
場合によっては他店の方が提示する金額が高いという可能性もあるので、注意が必要です。
お手入れなど自分でできることはやっておく
高く売るために、商品をショップに持参する前にお手入れをしておくことが大切です。
汚れができるだけない商品の方が査定額が高くなりやすいため、できる範囲でいいのでクリーニングをしておくようにしてください。
硬いイメージのある宝石ですが、クリーニングをする場合には優しく扱うようにしてください。
簡単な方法として、中性洗剤と柔らかい歯ブラシを使って優しく磨くという方法があります。
軽く歯ブラシで洗浄し、ぬるま湯で優しく泡と汚れを洗い流します。
洗浄後はキッチンペーパーでしっかりと水分を除去し、室内にジュエリーを置いてしっかり乾かします。