トヨタアルファードの買取相場について
トヨタアルファードは、初代が2002年に発売されてから6年間、2008年まで製造されたフルサイズミニバンです。
ゆとりのある車内と豪華な内装、余裕のある走行性能を持つ車で、ワンランク上のバンを求める人に高く支持されました。
トヨタのバンでは主力商品として人気が安定していました。
現在、最も新しいモデルでも15年近く経っていますので、どうしても中古車としての価値は下がっています。
そのため、買取価格の相場はマックスでも30万円ちょっとというところでしょう。
さらに年式が古いものだと、10万円台となるケースが多いです。
グレードなどの違いもありますが、ある程度年数が経っているということもあって、やはり内装の状態やエンジンの調子といった部分によって買取価格に差が生じやすくなっています。
初代の2002年モデルでは価格が付かないこともありますが、数万円から10万円台というのが一般的です。
中間クラスの年式である2006年になると10万円オーバーとなることが多くなり、30万円近く行くこともあります。
高額査定になるポイントとは?
トヨタアルファードはどのモデルでも年数は軽く10年オーバーとなっていますので、走行距離が問題となります。
できるだけ走行距離が短いものの方が良いでしょう。
2008年式のもので走行距離が6万キロを超していないのであれば、ある程度高額になる可能性が出てきます。
もう一つのポイントは、内装の程度です。
もともとトヨタアルファードは内装の質の高さが人気の理由ですので、本革シートなどの高いクラスのものだと評価は上がります。
その上で、汚れやシミ、本革の場合はシワやひび割れなどが生じていないきれいな状態であれば高額査定を期待できます。
ボディーカラーも買取価格に影響を与えます。
定番カラーの方が査定額が高くなる傾向にあり、ホワイト系かブラックパール系は人気があるので他のカラーよりも高くなります。
トヨタアルファードを高く売るには?
トヨタアルファードは上記のように状態が大きなポイントとなりますので、大事に扱ってきたことを査定の時にアピールしましょう。
禁煙をしてきたとか、ワンオーナー車であるといった点を伝えます。
また、定期的に整備をしてきた記録も取っておくと良いでしょう。
そのためにも、整備手帳は毎回のメンテナンスごとに記載しておく方が良いです。
純正品のオプション装備があるなら、それを外すことなくそのままの状態で持ち込みます。
付属品があるのであれば、それも一緒に持参しましょう。
また、決算前やボーナス前の時期は中古車買取相場が多少高くなる時期なので、このタイミングを狙って査定をお願いするというのも大事です。